
●くすみの原因
「肌色がさえない」、「くすんでいる」といった肌の悩みを持っている人の皮膚を皮膚科学的に見た場合、くすみの原因は4つに大別できます。
1:血流(皮膚直下の毛細血管)の障害
2:メラニンの蓄積
3:角質層の肥厚
4:きめの粗さと毛穴の目立ち
いずれも、皮膚の光学的な性質に影響する項目です。ただし、この中で最も多くの割合を占めるのが、1項の血流が原因になっているくすみで、全体のほぼ4割を占めます。
メラニンもくすみの原因となりますが、単独の原因としては1割少々で、血流が原因のくすみの半分以下です。
むしろ、血流とメラニンの両方が原因に含まれる複合型の場合が多く、3割強の割合になります。
このように、くすみの原因が明らかにされてくると、最も効果的な対策方法も生まれてきます。
前記した通り、メラニンとの複合型も合わせると、血行不良が原因に含まれるくすみは、全体の7割にもなります。
しかし、血行が悪いからといって、闇雲にマッサージなどをしても、かえって肌トラブルのもとにもなりかねません。
一口に血行不良と言っても、くすみに見られる血行不良は、表皮のすぐ下にある、毛細血管の血液の流れが悪くなっているのです。
この毛細血管は、皮膚の一番外側にある血管で、ここを流れる血液の色が、直接皮膚の色に反映します。
血液が十分に流れていれば、皮膚の色はピンク色の健康的な色になります。逆に不十分であれば、皮膚の他の成分の色が優勢になり、皮膚は青ざめたり、あるいは黒ずんで見えるようになります。
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