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人の体は、60兆個の細胞で成り立ち、心臓は心臓の働きをする細胞、脳は脳の働きをする細胞、骨や血液も細胞で成り立ち、その一番 外側の臓器が皮膚です。正常な皮膚の一番外側、手で触れられる部分は 角質層又は角質細胞と呼ばれてますが、極めて薄くできていて 角質細胞が生み出される表皮の最下層の基底層(イラスト参照)を含めても0.2o程度の厚さでしかありません。
そして角質細胞の上を皮脂と呼ばれる極く薄い脂膜が被っていて、 弱い酸性を保ち、外界からの異物やウイルス、微生物の侵入や付着を無害化する働きを行い、 角質層は体から水分が漏れたり蒸発するのを防いでいます。
又、表皮全体として、紫外線に対する防護機能を持ち、その為に表皮基底層には、メラノサイト と、ケラチノサイト等2種類の細胞を有します。
つまり私達の体が健康で正しく機能するためには、皮膚の最上部である角質細胞も正常であり、きちっと皮脂で被われていなければなりません。
この状態を維持、持続させることが美しいお肌づくりの基本なのです
皮膚断面拡大図
皮膚構造拡大画像は画像をクリックして下さい
皮膚の構造
皮膚は表面から順番に表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分かれています。皮膚は、身体の全表面を覆って、外界との境をなし、内臓などの内部諸器官を外部の刺激や衝撃から保護しています。
しかし、単なる隔壁ではなく、それ自体、生命の保持に絶対不可欠の種々の機能を営む重要な器官です。
また体温調整など独自の生理器官があり、全身が調和する働きをします。皮膚の表面には無数の細かいくぼみ(皮構)と高まり(皮丘)があります。
●皮膚の表面積 :成人で平均1.6u(畳1畳分)
●皮膚の重量 :皮膚(表皮+真皮)は約3kg、皮下組織も加   えると約9kg(体重の14%)
●皮膚の厚さ :身体部位によって異なる(手掌足底が最も厚く、包皮・眼瞼が最も薄い)
表皮は0.06〜0.2mm(手掌足底0.6mm)、皮膚(表皮+真 皮)は1.5〜4mm
●皮膚の作用
皮膚は大きく分けると保護作用、呼吸作用、体温調整作用、分泌排除作用、知覚作用、表現作用に分けられます。
角質層(horny layer) 無核、扁平。板状の角質細胞が層状に密に重積。ケラチン(keratin;硬タンパク質の一種)を含む。 表皮のターンオーバー機能によって徐々に押し上げられ有棘細胞・顆粒細胞へと形を変え最後には蛋白質からできた硬い角質細胞となります。平均4週間で上の層から剥がれていく(→垢、フケなど)。手掌足底は厚い

顆粒層(granular layer)扁平または、横に長い紡錘形の細胞で、細胞質内に好塩基性顆粒(ケラトヒアリン顆粒 keratohyalin granule)(ガラス質状の顆粒で光線を屈折する性質があり、紫外線を反射させます。)が多く含まれています。2〜3層

有棘層(prickle layer)表皮の中で最も厚い層。下層では円柱状で上層にいくに従って扁平になり有棘細胞からなっています。有棘細胞外面には、多くの繊細な繊維の突起があり細胞同士が石垣状に密接に連結されています。細胞間は細胞間橋で結合されている。6〜10数層 。細胞と細胞の間にはリンパ液が流れ細胞への栄養を送る役割をしています。

基底層(basal layer)
表皮の最下層にあり、真皮とは波形になって接しています。基底細胞は、立方体〜円柱状細胞1層(一列に並ぶ単層構造)からなり、数個おきにメラノサイト(melanocyte;メラニン生成細胞)点在する。紫外線があたる等のことでメラノサイトからメラニン色素が生成されます。真皮の毛乳頭の毛細血管から栄養を補給され常に細胞分裂を行い細胞の新生、増殖を繰り返しています。
表皮を下から支える真皮は水分を多く含み、コラーゲンとエラスチン、これらの間を埋める基質からなる結合組織の層です。また真皮は乳頭層と網状層に分かれています。細胞成分は、線維芽細胞、組織球・マクロファージ、肥満細胞、形質細胞です。

表皮の基底層と接しており(表皮突起間に食い込む部分)、細かな結合線維と毛細血管から成り立っています。この部分には水分が多く含まれ、皮膚の表面のハリを与えています。

表皮突起下端より下方で真皮上層の一帯。脈管、神経系の多い部分です。

皮の大部分を占め結合線維が密に網目状に並んでおり、皮膚の運動を司る重要な役割を果たしています。網状層の主な成分であるコラーゲンは、一定の規則で配列され、エラスチンはコラーゲンの継ぎ目にあたる部分に存在し皮膚の弾力に関わっています。網状層下方は皮下脂肪組織に接する

皮膚の最下層が皮下組織で、皮膚とその下にある筋肉や骨との間にあたる部分です。外力が加わった際その衝撃を和らげるためのクッションの役目をしており膠原線維と弾力線維が交錯して粗い網を作り、間を脂肪細胞が満たしている。保温、保護、カロリー保存などに役立つ


皮膚表面から汗(大量の水分)を分泌。体温調節、その仕組みは水が水蒸気となる時に必要とする気化熱を利用します。汗という水蒸気をだして。気化熱を使い、余った体温を外へ捨てます。表皮に適度な湿度を与える、pH調節(pH3.5〜5.5)、老廃物の排泄。


哺乳類の芳香腺の退化したもの。思春期とともに急激に発達し、その匂いは性的刺激となる(細胞がちぎれて混じるため匂いを生じる)。 液窩・乳房・外陰・会陰・肛門に存在する。排泄管は毛包漏斗部に開口



排泄管は毛包(毛穴)内に開口し、アポクリン汗腺からの汗と混ざって、1秒間に0.1〜2μg/cm3の 脂質が排泄され、皮表膜を作り、皮膚の乾燥を防ぎ、殺菌、排泄などを行う



毛根を鞘状に取り込み。毛根を保護し、毛の伸長の通路となる。



毛包中に位置するし皮下4mm位下毛球部があり毛母細胞が細胞分裂をして角化(細胞が死んで角質細胞となる事)して繊維状につながり皮膚表面上に出ます。体表面を保護する。毛の成長:0.2〜0.4mm/day


知覚器官(冷たい・触られた・温かい・痛い・圧迫感などの刺激を皮膚で捕らえて脳へ知らせる。)毛細血管など

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